[No.1282]党いじめ問題等検討PTで水谷修氏講演

121105 いじめ問題等PT.JPG 11月6日、党「いじめ問題等検討プロジェクトチーム」で、いじめ問題への対応について、高校時代の同級生でもある”夜回り先生”こと水谷修氏から講演を聞きました。太田昭宏全国代表者会議議長らが出席しました。

 席上、水谷氏は「たたく。お金を強要する。けがをさせる。あるいは『死ね』と言う。これは学校教育という文部科学省の管轄で扱える問題ではない」と指摘。刑法犯について警察との連携を訴えるとともに、文科省が示すいじめの定義の早急な見直しを主張しました。

 また「いじめは人権侵害だという観点が文科省から抜けている」と指摘。法務省が人権侵害の規定の中に、いじめを入れたことに触れ、法務省の人権擁護局の活用を提案しました。

 一方、水谷氏は、いじめられた子には何の問題もないが、いじめた子も理由なくいじめはしないと述べ、「いじめは、われわれの社会がつくり出してしまった社会現象だ」と訴えました。

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