[No.1182]福島県広野町・いわき市で早期復興生成に向け意見交換

20120409福島県広野町訪問.jpg4月9日、東京電力福島第一原子力発電所事故で一時、全町避難を余儀なくされた福島県広野町を訪問し、山田基星町長と意見交換を行いました。

 山田町長は、同町が緊急時避難準備区域の指定を解除され、元の役場での業務を再開した現在に至っても、多くの住民が帰ってこない状況を説明。その上で、政府の復興対策について「現場のことが何も分かっていない」と指摘し、がれき処理や放射性物質の除染が遅々として進まない状況に、「民間の企業ならば執行部の交代だ」と批判した。

 また、山田町長は「政府に届けてほしい」と、原発の賠償期間延長を求める要望書を頂きました。明日の党福島復興再生推進PTで、政府の見解をただすことを約束しました。

 その後、塩田美枝子、小野茂の両いわき市議と合流。同市内で県漁業協同組合連合会の野崎会長と会い、県内漁港での漁再開に向けての課題について意見交換しました。

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