[No.1404]ハマダレポート Vol.187 ー党中小企業事務局長としての最後の仕事ー

ハマダレポート Vol.187 2013.12.2

ー党中小企業事務局長としての最後の仕事ー

 内閣府発表の月例経済報告では「企業収益は、大企業を中心に改善」とのコメントもある一方、中小企業を取り巻く環境は、まだまだ厳しさが続いています。
 
  今年9月、ある業界の全国団体の役員Aさんからセーフティネット保証の業種指定に関するご相談をいただきました。
 セーフティネット保証制度は、業種指定がされると、別枠で無担保で8千万円の保証がつき、保証の手数料も引き下げられる等、経営が厳しい業種の中小・零細企業にとって資金調達の「強い味方」。
Aさんの業界は、温熱療法、光熱療法、電気療法、刺激療法などの医業類似行為を行う「その他の療術業」に業種分類。少子化の影響などにより売上げが前年比2割から3割減も決して珍しくはないとのことです。
 リーマンショック後、公明党が推進した全業種指定により業界全体が救われたものの、昨年11月、民主党政権下で多くの業界が業種指定を外されて、苦境にあえぐ事業者の声・・・・。
 
 所管の厚生労働省に問い合わせたところ、業種指定の判断のための調査すら実施されていないことも判明!
 直ちに中小企業庁にこのような状況を伝え、実態調査を早急に実施することを申し入れ、ほどなく厚生労働省はAさんの業界への実態調査を実施。
 
 その結果、10月の対象業種発表に間に合い、Aさんの業界も指定されることに!「ありがとうございました。大変助かります」。Aさんの声が明るく弾んでおられました。
 
 この10月で、10年にわたり務めさせて頂いた公明党中小企業活性化対策本部事務局長を「卒業」させて頂きました、
 
 多くの現場からのお声は決して忘れず、浜田まさよし、中小企業対策、引き続き進めて参ります!

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