[No.1406]ハマダレポート Vol.188ー臨時国会、執念の成果ー

ハマダレポート Vol.188 2013.12.9

ー臨時国会、執念の成果ー

12月8日、臨時国会が閉幕となりました。

実質53日間の短い会期であり、マスコミは「秘密保護法」一色でしたが、私自身が取り組んできた多くの法案も成立させることが出来ました。

第一に、福島の復興関係では、原子力災害の損害賠償の時効特例法が、自民・公明の与党のリードの下で議員立法で成立。

時効が3年から10年に大幅延長し、政府として賠償の確実な実施状況を定期的に確認していくこととなりました。

第二に、第4のがん治療といわれる免疫細胞療法などの再生医療の推進についての法整備がなされ、安全確保と経済性向上の両立が可能に!

第三に、脱法ハーブについては、前国会で取り締まり体制の強化を議員立法で勝ち取りましたが、今回、所持、使用まで拡大して罰則の対象とする改正も実現しました。

第四に、交通事故防止のための危険運転の厳罰化です。

亀岡での登校児童たちの死傷事件を受け、党のプロジェクトチームの座長として提言してきた無免許危険運転の厳罰化がなされ、遺族の方々の思いに応えさせていただきました。

なお、特定秘密保護法については、「国民を守るための安全保障上の情報保全」と「政府の暴走を抑止するための情報公開」の2つの課題をどのように調和させるかという難しい法律でした。

公明党として、政府案に「知る権利」と「報道の自由」を明記させただけではなく、法律自体の必要性は認めるみんなの党、維新の会とも粘り強く交渉し、秘密の指定や公開をチェックする「第三者委員会」などの4党合意を取りまとめ、先週金曜の深夜に成立となりました。

その詳細は12月8日付け公明新聞3面の石井政調会長のインタビューに掲載されていますが、マスコミの報道は、このような公明党の水面下の執念の戦いとはかけ離れた論調ばかり・・・。何故か?

その原因を探りつつ、なぜこの法律が今必要なのかについて、浜田まさよしの考えを、次号以降で紹介させていただきます!


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