[No.1442]ハマダレポート Vol.202 ー 人間の復興へー

ハマダレポート Vol.202 2014.3.17

ー 人間の復興へー

3月11日、福島市での東日本大震災追悼復興祈念式に出席させて頂きました。

「震災直後、毎日桜のつぼみがふくらんでいく様子がつらかった。普段なら待ち遠しい春を、あの時だけは受け入れられなかった。」

祈念式で知事から紹介された、卒業したばかりの教え子を津波でなくした高校教師の言葉です。

「あの日 友をなくした人もいる あの日 家族をなくした人もいる あの日 夢をなくした人もいる

何もかもが 変わってしまった でも それでも 人は前にすすんでいく・・・・・

今という時を 作るために」 

当時中学2年生だった男子が3年経った「今」を詠んだ追悼詩です。

祈念式の後、東京に戻り、BSフジの「プライムニュース」で1時間にわたり、福島の富岡町からの避難生活をされている方、石巻の雄勝(おがつ)町の高台移転の再考を求めている方との討論生番組に出演させて頂きました。

「帰還するか、新しい生活を選択するか、2者択一しか国は示さない」とのご指摘・・・・。

「復興公営住宅の提供などにより、未だ判断できないという方にも寄り添った対応をさせて頂きます」とお答えさせて頂きました。

番組の最後。目指すべき復興の姿はと聞かれ、「人間の復興へ」と、迷わずパネルに書かせて頂きました。

そしてこの週末は、秋田に避難されている皆様の元へお伺いし、皆さまのお声をお聞きするとともに被災地の復興の現状をお伝えしてきました。

お一人お一人の思いをしっかり受け止め、浜田まさよし、「人間の復興」へ、決意新たにスタートします。

 

 

 

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