[No.1523]ハマダレポート Vol.222ー8.6 雨の慰霊式ー

ハマダレポート Vol.222 2014.8.11

ー8.6 雨の慰霊式ー

8月6日、広島の原爆慰霊式・平和祈念式に初めて出席させていただきました。

台風の影響もあり、当日は43年ぶりの「雨の慰霊式」となりました。

安倍総理や山口代表をはじめ政府・議会関係者、米国ケネディ大使を含む外交団の席は屋根のない屋外。

朝の式典でもいつもは暑さ対策が求められましたが、この日は約1時間、傘を差さずレインコートのみで参加させていただきました。

鐘とともに黙祷となった8時15分。激しさを増す雨・・・・・・。

原爆投下から69年間、核廃絶が思うように進んでいないことに対する、亡くなっていかれた被爆者・ご遺族の「無念の涙」なのかもしれません。

式典後、山口代表とともに、「核兵器のない世界に向けた法的枠組み構築へ積極的貢献を」と題する平和提言を発表しました(8月7日付け公明新聞)。

明年春のNPT運用検討会議で、核兵器のない世界への法的枠組みについての「検討着手」が合意できるよう、日本政府が積極的貢献をすることを明記。

また、核廃絶を積極的に提言してきた科学者の集まりである「パグウオッシュ会議」世界大会が明年秋に長崎で開催され、国連軍縮会議が広島で開催予定。

世界の青年や市民代表が参加できるよう、政府としてしっかり支援することも盛り込みました。

さらに、世界の為政者が被爆の実相に触れるため、2016年に我が国で開催予定の主要国首脳会合(サミット)の首脳会合、外相会合その他の行事を被爆地、広島、長崎で行うことも提案しました。

平和提言発表後、被爆地広島で開催した核廃絶推進委員会講演会で紹介された、パグウオッシュ会議の会長を務めたロートブラッド博士の最後のメッセージ。

「人間性を忘れるな。他のことに優先して!」 

胸に刻み、浜田まさよし、進んでいきます!




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