ハマダレポート Vol.574.ーヘルプマーク・カードが全国に普及ー

ハマダレポート Vol.574. 2021.1.11

ーヘルプマーク・カードが全国に普及ー

2012年に東京都で導入され、今や全国へ展開されたヘルプマーク・カード。昨年10月には、どちらか又は両方が全国47都道府県に普及しました。
しかし、その普及までには、数々の困難が立ちはだかりました。
小さな声をすくい上げ、ヘルプマーク・カードを全国に展開させた公明党議員たちの戦いの軌跡を紹介したYouTube「優しさを“カタチ”に」が年末から公開されています。

今回は、私が関わったその一端を紹介させて頂きます。

2016年10月、私の事務所に、静岡市在住の方から一通のメールが届きました。

パニック障害のご友人から「ヘルプカードがほしい」と頼まれ、東京の区議会議員に依頼して取り寄せたものの、「静岡でそれをつけていても、それが何なのかを知る人はほとんどいません。全国でヘルプカードを導入し、普及されることを願います。」と綴られていたのです。

支援が必要な人に届き、効果を発揮させてこそ、「血の通った政策」。「支援が必要な人に政治の手が届いていない。」と、実感させられました。

ヘルプマーク・ヘルプカードは、東日本大震災での経験を踏まえ、支援が必要な人を周りの人々が気付けるように、公明都議の働きかけで、2012年に東京都で導入され、公明党のネットワークで各地に拡がりだしていました。

しかし、あくまでも「各自治体が自主的に導入しているもの」として、国の「障がい者白書」や政府のホームページでは取り上げないという方針から、当時は東京都以外に、1府6県、54市町村での導入に留まり、全国的認知度があまり高くなかったのです。

なんとか政府の認知を得る方法はないものか・・・・。

当時、経済産業省では、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、訪日外国人にもわかりやすい、新たなピクトグラム(絵文字)を検討していました。

私自身、経済産業省在任時代に、JIS(現、日本産業規格)を担当していたこともあり、担当部門と相談。

2017年3月22日に、赤地に、白抜きの十字とハートの「ヘルプマーク」をJISとすることになり、7月から国家規格として普及することとなったのです。

直後の3月24日の参議院予算委員会で質問に立ち、当時の安倍総理から、「政府としては、今般のJIS化への動きも踏まえ、ヘルプカードに表示されるヘルプマークについて、関連する事業者の協力も得ながら積極的に広報を行い、一層の普及と理解を図って参りたい」との答弁を得たのです!

「優しさを“カタチ”に」。浜田まさよし、公明党のネットワークで、さらに進めて参ります!

P.S.スマートフォンの方は、以下のアドレスからYouTubeがご覧になれます。静岡市清水区の盛月ひろみ県会議員や三重県四日市市の山内道明県会議員の実績も放映されますので、ご友人にもご紹介ください。

 

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