新ハマダレポート Vol.12.ー浜通りで釣りにチャレンジー

新ハマダレポート Vol.12. 2023.5.22

ー浜通りで釣りにチャレンジー

 福島の中通りに単身赴任していた副大臣時代には、会津磐梯山や安達太良山、一切経山などの山歩きを始めましたが、浜通りに移住した今回は、釣りへのチャレンジを始めています。

 とはいっても、全く素人の私にとって、海釣りはハードルが高く、先ず、3月18日に冬季休業から営業再開になった川内村の「イワナの郷(さと)」に行ってみました。

 双葉町の町営住宅から車で1時間弱。竿・餌付きを300円で借り、釣り堀形式で1時間。約10尾釣り上げ、1尾260円の買い上げとなりました。

 その場で捌いて炭火で焼いてもくれますが、家に持ち帰り、塩焼きを日本酒で舌鼓を打ち、さらに、エラを取り、血抜きをキレイにして、一尾づつラップで包んで冷凍し、急な来客があった場合の酒の肴や骨酒に。

 その後も川内村通いが続いています。

 さらに、昨年の福島県沖地震の被害から復旧した新地町の海釣り公園が、4月22日から再開となったので、朝5時に双葉町を出て、初海釣りにチャレンジしました。

 朝6時から12時までの入場料は1200円で、竿も借りられ、エサや仕掛けもその場で販売されています。仕掛けのセッティングなどに手間取ってしまい、当日はボウズでしたが、好天のもと晴れ晴れとしたひと時を過ごしました。

 双葉の我が家に訪問いただく方々には、福島産の海の幸を堪能してもらっています。

 新鮮な常磐ものならではの「目光の刺身」、「北寄貝の活づくり」、「キンキの煮つけ」、「金頭(かながしら)の開き」、そして、私も初めて食べた「カスべ(エイ)の唐揚げ」や「青のりの天ぷら」。

 食材はすべて安価で手に入ります。先日、スーパーで買った地元の海鞘(ほや)は、一つ100円以下!

 移住して7カ月。魚介類の捌き方や調理の仕方も少しづつ身について来ました。

 地元の山の幸も美味しく、フキの佃煮や、三つ葉をふんだんに使った「ほっき飯」。

 もちろん、福島の日本酒は、毎年の新酒鑑評会で常にトップ!

 我が家に来客頂いた皆様には満足頂いています。

 双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館への来館者数も、22年度に8万人を上回り(前年度比1.4倍)、ホープツーリズムの核となっています。隣接した宿泊・温浴・飲食施設も近々オープンします。

 コロナも一応の収束を見た今、皆様の浜通りへのご訪問をお待ちしています!

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