[No.1268]ハマダレポート Vol.131ーネットワークで拡げる保育コンシェルジュー

ハマダレポート Vol.131 2012.10.15

ーネットワークで拡げる保育コンシェルジュー

コンシェルジュとは、ホテルなどでお客様のご要望に相談に乗る「総合案内人」。

認可保育所の紹介だけではなく、認可外保育所や一時預かりなどお子さんの保育について総合的に相談に乗る「保育コンシェルジュ」が昨年から横浜市で導入されました。

背景は、平成22年度では1500人を上回っていた全国最悪の待機児童数。しかし、その導入により、本年度ではなんと179人に激減。瀬谷区ではついに「待機児童ゼロ」を達成しました!

上田いさむ県代表、古屋のりこ衆議院議員、石毛ひろゆき予定候補とともに、先日、その実施状況、全国に広げていくコツなどを伺いに、視察に行ってまいりました。

今までは、横浜市の認可保育所だけへの紹介であったため、週2日だけ働きたいお母さんが、基準適用のため週4日無理やり働き、逆に待機児童数が膨れ上がるという事態も・・・。

「保育コンシェルジュ」は、認可外や保育ママ、さらには幼稚園の2歳児保育などの最新時点の空き情報を提供。現時点で要望通りの空きがなくとも、空きが出た時点で電話で連絡してくれます。

また、「子どもがいるから働けない、働けないから保育所に入れない。結局、生活保護から抜け出せない・・・・・」といった悪循環も、保育コンシェルジュを中心に、保育担当課と生活保護・雇用担当課の連携により、抜け出せたお母さんの姿も!

さらに、認可外保育所からの情報で今までわからなかった家庭の児童虐待情報の把握にも大きな役割!

今年度から、名古屋市でも導入され、今、広島市でも検討中とのこと。

ネットワークで、子育てしやすい社会へ。浜田まさよし、さらに進めます!

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