[No.1284]ハマダレポート Vol.135ー核兵器の非人道性を世界に発信するー

ハマダレポート Vol.135 2012.11.12

ー核兵器の非人道性を世界に発信するー

10月18日、急きょ、座長を務める公明党核廃絶推進委員会として外務省に緊急申し入れを行いました。

前日の深夜、ニューヨークからの国際電話。国連総会・第一委員会で訪米しているピースボート川崎代表からです。

「スイスなどが核兵器の非人道性につての共同声明を出そうとしているのに、日本政府がこれに参加しようとしない。なんとかならないか・・・・」NGOの方々の悲痛の叫びです。

早速、翌日に、1.国連総会・共同声明への参加、2.来年3月のノルウェーでの核兵器の非人道・国際会議へ積極的貢献、3.2014年軍縮不拡散外務大臣広島回会合での特別アピール発信、の3項目を外務省・軍縮部長に申し入れました。

さらに次の19日。閉会中にかかわらず、参議院行政監視委員会で谷合参議院議員がその返答を迫るために緊急質問。

答弁に立った、民主党の風間外務大臣政務官は、2.3.については、公明党の要請に応えたいとしながらも、1.の共同声明については、「我が国安全保障政策と一致しない」として拒否したのです!

 共同声明にある「核兵器を非合法化するためにさらなる努力を強化する」との文章が、米国の核の傘の中にいる我が国の防衛大綱と一致しないという、全くの「役人の論理」。

これが民主党の「政治主導」の現実です・・・・。

このような我が国・民主党政権の「ていたらく」を、世界に発信すべく、10月27日付け、ジャパンタイムズに英語で特別寄稿。

IAEAなどの国際機関のホームページで紹介されたほか、28日の国連軍縮週間シンポジウムで配布され、公明党の素早い対応にNGOの皆さまから高く評価を頂きました。

核兵器の悲惨さを世界に発信。浜田まさよし、叫び続けます!

Japan Times 寄稿文  1211Aim for nuclear disarmament 和訳 2012 11 11.doc 

 CTBTOホームページ

 IPSジャパン記事

関連記事