1/16 ICAN事務局長との討論会に出席

公明党の山口那津男代表は1月16日、衆院第一議員会館で開かれた核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長と各政党代表者による討論会に出席しました。

席上、山口代表は、ICANが締結を推進した核兵器禁止条約(核禁条約)について「国際的に核兵器を禁止する規範が確立されたことは画期的な意義がある。公明党も長期的、大局的な視野から条約に賛同する」との認識を示しました。

また、日本の安全保障環境の現実を踏まえれば、「北朝鮮の核開発、保有を目前にして、核保有国と非保有国が共に協力、連携して当面の問題を解決しなければならない」と指摘しました。

その上で、核拡散防止条約(NPT)体制下での核軍縮の重要性を力説。核禁条約も拡散防止に一定の効果があるとの考えを示すとともに、核軍縮の進展へ「日本は保有国にも賛同を得られる橋渡しをしたい」と強調しました。

討論前の講演でフィン事務局長は、「核兵器の使用を禁止することが核廃絶の第一歩だ」と述べ、日本の条約参加を呼び掛けました。


一方、討論会に先立ち、山口代表はフィン事務局長と懇談。ICANが昨年のノーベル平和賞を受賞したことに心からの祝意を表明し、「核廃絶に向かって力を合わせ、共に歩みたい」と述べました。

討論会には、公明党核廃絶推進委員会の座長として私も出席し、佐藤茂樹外交安全保障調査会長(衆院議員)、平木大作青年委員長(参院議員)らも参加しました。

 

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