4/30 「無利子融資手続きをワンストップで」参議院予算委員会で質問

参議院予算委員会は4月30日、安倍晋三内閣総理大臣らが出席して2020年度補正予算案に関する総括質疑を行いました。公明党から竹谷とし子参院議員と共に、新型コロナウイルス感染拡大を受けた経済対策などについて質問をさせていただきました。

私からは、民間金融機関における実質無利子・無担保融資の実施を巡って、与信や保証の審査など複数の窓口で手続きをした場合、融資の実行までに時間がかかるとして「民間金融機関の窓口で審査を代行できるよう対応するべきだ」と訴えました。梶山弘志経済産業大臣は「ワンストップ(1カ所)で融資が行えるようにし、周知していく」と答弁しました。

また、休業手当を補助する雇用調整助成金(雇調金)の助成額(日額上限8330円)の上乗せや申請手続きの簡素化を要請。稲津久厚生労働副大臣(公明党)は「丁寧に対応する」と答えました。

生活支援に関しては、1人一律10万円の特別定額給付金と合わせて、「緊急小口資金や住居確保給付金など支援策の連携が重要だ」と強調。安倍総理大臣からは「ワンストップ化の取り組みを進める」とのお答えをいただきました。

一方、竹谷議員は、雇用主が雇調金を申請せず、無給での休業を余儀なくされている労働者らがいるとして「何らかの措置を」と提案。安倍総理大臣は「従業員の立場に立って、何が必要か検討させたい」と応じました。

さらに竹谷議員は、文化・芸術関係者による動画配信などに国が支援する補正予算案の事業に触れ、小規模団体やスタッフも含めた多くの関係者が収入を得られるよう配慮を求めました。萩生田光一文部科学大臣は、対応する考えを示しました。

また、困窮する学生への十分な支援も訴えました。

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