[No.1075] ハマダレポート Vol.55ー親子の絆(きずな)とは?ー

ハマダレポート Vol.55 2011.5.2

ー親子の絆(きずな)とは?ー

参議院法務委員長として2月24日、東京都の児童相談センターを訪問させていただきました。

児童虐待が増えています。昨年度、全国の児童相談所に寄せられた児童虐待相談件数は4万4千件、この10年で4倍です。その内の1/4の1万人にものぼる子供たちが一時保護されています。

「親の同意」を拒絶され、携帯電話の契約や医療ケアが受けられない子供たち。親自身が心のケアを行わなければ虐待を繰り返すこともあるという現実。

親には子供を監護(かんご)、教育する権利・義務、親権(しんけん)があります。その親権を一定期間停止する民法の改正について、この国会、法務委員会で審議が始まりました。

親権を濫用(らんよう)する親から子供を最長2年間、法的に引き離すという「重い」テーマです。現行民法の「親権喪失」では弾力的に運用しにくい、児童相談所等の指導に聞く耳を持たせるために必要などの現場の声をいただきました。

一度引き離されても、親子団らんを再び築けるのか・・・、停止期間中の親子ケアのあり方とは・・・。

また、この度の大震災で多くの子供たちが両親を亡くしました。「未成年後見人制度を早急に使いやすく」との声も。

「チャイルド・ファースト」、子供たちの笑顔輝く社会に向けて、浜田まさよし、進めます!

 

 

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