ハマダレポート Vol.345.ー趣味は映画鑑賞ですー

ハマダレポート Vol.345. 2016.8.15

ー趣味は映画鑑賞ですー

お盆休み、皆様いかがお過ごしでしょうか。

「趣味は?」と聞かれて、「映画、特にシリアスな邦画を観ることです」と答えてきました。

東海・北陸を巡っていて観たくなった映画を、選挙終了後、レンタルDVDでまとめて2本観ました。

その一つが、「人生の約束」。

富山県射水市の新湊で、江戸時代から行われている曳山祭り。地元の皆様にとって重要な「つながり」の場となる催しです。

13の町の一つが資金難と人手不足から手放してしまった曳山を取り戻すために、亡くなった元共同経営者が奔走していたことを知った、気鋭の会社経営者・中原祐馬(竹野内豊さん)。

旧友の情熱や、その娘の無垢な思いや、祭りに「つながる」人々の思いに触れ、祐馬自身の会社経営危機の「葛藤」を浄化していくというストーリーです。

ビートたけしさんや西田敏行さんなどの配役で、何か心温かさを感じる映画に。

「この橋のたもとでロケがされていたんですよ。」と地元の市会議員から教えて頂き、その場に立ってみて、ラストシーンにもなっている新湊の海越しに見る残雪の立山連峰の美しさに、まさに心が「浄化」されていく思いがしました。

もう一つの映画が、「杉原千畝(スギハラチウネ)」

激動の第二次大戦下、日本政府の指示に背き、リトアニア領事代理として命のビザを発給し続け、数千名ものユダヤ難民を救った真実の物語です。

戦争拡大回避のために奔走する千畝を唐沢寿明さん、気丈な妻を小雪さんがその「葛藤」を演じ切っています。

東洋のシンドラー、杉原千畝さんは岐阜県八百津(やおつ)町出身。地元の熱意から、関連資料の世界記憶遺産への登録が本年申請されました。

久しぶりの映画を堪能するとともに、「葛藤」を乗り越える勇気も頂いて、浜田まさよし、東海北陸をさらに駆け巡って参ります!

 

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