ハマダレポート Vol.359. ー小中学校のトイレの改修進めます!ー

ハマダレポート Vol.359. 2016.11.21

 ー小中学校のトイレの改修進めます!ー

参議院選挙で皆さまにお約束した、小中学校の老朽化対策。

補正予算で、空調設置とともに、洋式化などのトイレ改修も、静岡、三重、岐阜、石川、富山の5県で51校の予算措置をさせて頂きました。

昨年11月、石川県金沢市で学校安全に取り組む、ボランティアの皆さんと校長先生との懇談の折り、トイレがいじめの「現場」になっているとお聞きしました。

また、4月の熊本地震。避難先となっている小中学校のトイレが和式で、高齢者の皆さんから使いづらいというお声も。

直ぐに、文部科学省に補正予算での手当てを要請。

また、そもそも、公立小中学校の洋式化の実態を文部科学省が把握していないということも判明。

これでは、進捗状況の把握もできないことから、実態の把握を要請し、初めて、トイレの状況調査が実施され、11月10日に公表されました。

平成28年4月1日現在、全国の公立小中学校施設の全トイレ、約140万個のうち、約61万個43.3%が洋式化されており、その1割が障がいのある方でも使いやすい、多目的トイレであることがわかりました。

県別にみると、最高が神奈川県で58.4%。東海北陸では、静岡県37.4%、愛知県40.9%、三重県41.5%、岐阜県40.0%、石川県44.2%、富山県54.3%となっています。

さらに、トイレ整備に対する教育委員会の方針を聞き取ったところ、おおむね洋式化したい(洋式化率90%以上)とする学校設置者が42.5%と最多。

その他、各階に1個程度和式を残す(洋式化率80%以上)が13.4%、各トイレに1個以上の和式を残す(洋式化率60%以上)が29.3%と、全体として和式よりも洋式設置を重視する学校設置者が85%に上りました。

避難施設の快適化と学習環境の改善へ、浜田まさよし、さらに進めて参ります!

 

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