[No.1386]ハマダレポート Vol.182ー核廃絶へ、日本の役割、公明党の役割ー

ハマダレポート Vol.182 2013.10.28

ー核廃絶へ、日本の役割、公明党の役割ー

先週22日、国連第一委員会で、核兵器の非人道性についての共同署名が行われ、我が国も初めて参加することとなりました。

昨年10月18日、公明党核廃絶推進委員会座長として、当時の民主党政権に対し、我が国の共同署名参加を提言して以来、1年。振り返れば短くて長い道のりでした。

当時の民主党の外務政務官は、「我が国の安全保障政策と一致しない」との冷たい国会答弁。

その後、市民団体との連携を強め、外務省幹部との水面下の交渉により、本年4月、ジュネーブでの核不拡散条約(NPT)運用検討準備会合では、日本の署名までもう一歩というところまで進めたものの、時間切れ・・・・・。

しかし、日本の軍縮大使から、「今後とも参加の可能性を真剣に探る」という声明をとりつけ、再び夏から外交交渉を再開。

確かに、北朝鮮の核開発など、我が国を取り巻く安全保障環境はより厳しくなっています。しかし、「人類の目標を見失ってはいけない!」。公明党一丸となり、粘り強く進めてきた成果!

日本を始め125カ国という過去最高の署名を得ることにはなった一方、オーストラリア、ドイツ、オランダ、カナダ、ポーランド等の北大西洋条約機構(NATO)諸国は参加せず、より核兵器国に配慮した別の声明を発表・・・・。

実は、その2つの声明のどちらにも参加している唯一の国が日本。ここにも我が国の役割があります。

核兵器国やその同盟国においても「核兵器の非人道性」への理解が根付いていかなければ、「真の核廃絶」は進んでいきません。

公明党が提案し勝ち取った、来年4月の核軍縮不拡散イニシアチブ(NPDI)の「広島外務大臣会合」には、上記の国々を始め多くのNATO諸国が参加します。この場を利用して2つの声明の一本化が出来るか、否か?

日本の役割、公明党の役割をしっかり心に刻み、浜田まさよし、険しき山に挑んでいきます!


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