ハマダレポート Vol.439. ー快適な学習環境づくりを推進ー

ハマダレポート Vol.439. 2018.6.11

ー快適な学習環境づくりを推進ー

各地で梅雨入りしました。台風の影響で大雨も予想されます。

公明党は、各地で避難所となる学校の耐震化、トイレの改修とともに、普通教室のエアコンの設置を推進してきました。

公立小中学校の普通教室のエアコン設置は、この3年間で大きく進展。文科省の調査によれば、設置率は全国平均50%(H29.4.1現在)で、3年前より17ポイント増加しています。

しかし、東海北陸地域の設置率は、愛知県36%(3年前より23ポイント増)、三重県33%(同14ポイント増)、岐阜県55%(同36ポイント増)、石川県45%(同20ポイント増)、富山県28%(同16ポイント増)、静岡県8%(同1ポイント増)と、地域によってばらつきがあるのも事実です。

2年前、静岡県内のある市議から、「学校担当者は、教室にエアコンを設置しても、30度を超えないと運転できないので無駄、と言っている。その根拠となっている、文科省の学校環境衛生基準を見直してもらいたい」との要望をいただきました。

直ぐに、参議院予算委員会で文部科学大臣に改善を要望。文科大臣の「見直しをする」との答弁を引き出しました(ハマダレポートVol.318参照)。

そして、専門家の審議を経て、文部科学省は、学校の教室の温度の「望ましい基準」を1964年の策定以来初めて改定し、4月2日付けで全国の教育委員会などに通知しました(6月4日付け公明新聞1面)。

今までは「夏は30℃以下、冬は10℃以上」。これを「夏は28℃以下、冬は17℃以上」に変更。夏の最高気温を2℃下げ、冬の最低気温を7℃上げるとともに、「温度のみで判断せず、児童生徒の健康状態を観察して判断」との留意事項も注記させて頂きました。

平成29年度補正予算では、公立学校施設の防災・減災対策として662億円を計上。トイレの洋式化やエアコンなどの整備などがさらに進みます。

静岡県でも、のべ56校の小中学校で施設整備が進められ、市議会議員からご相談頂いた自治体でも、3校でエアコン設置、3校でトイレ改修が決定しました!

今後とも、快適な学習環境の充実。浜田まさよし、全力を尽くして参ります。

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