ハマダレポート Vol.485. ―福島の子ども大使の皆さんと交流―

ハマダレポート Vol.485. 2019.4.29

―福島の子ども大使の皆さんと交流―

福島県伊達市立石田小学校の3年生から6年生の皆さん14名が、復興庁を訪問してくれました(2月28日付け公明新聞)。

公設国際貢献大学校が東日本大震災の復興支援として行っている、キッズ・アンバサダー(子ども大使)プログラムは、震災時にお世話になった、国際機関や各国大使館を訪問し、被災地の「今」を伝える事業です。

6年前にも訪問頂き、今回が2回目です。

皆さんお一人お一人から、福島の豊かな自然や食べ物、皆さんの生活の紹介など、紙芝居形式でわかりやすく説明を頂いた後で意見交換。

「復興とは、どうのようになることですか。」という質問には、「復興とは元に戻すことではなく、元より良くすることです。皆さんが住み続けたいと思う福島にすることです。」と答えさせて頂きました。

また、「復興のために私にもできることはありませんか。」という質問には、「放射線はうつらない。(食品)検査は十分にしていることをわかりやすく伝えてほしい。その積み重ねが福島の復興につながっていくと思う」と答えたところ、「これから伝えていきます。」と元気な返事を頂きました。

交流の後、参加者全員から送って頂いた、めいめいの思いが込められた手書きのお手紙。

3月で卒業された6年生のWさんからは、

「心の復興についても、東日本大震災をけいけんしたわたしたちだからこそできることがあるのではないかと考えました。」

また、「私は福島をもっとよくするために、福島人としてプライドを持ち、キッズ・アンバサダーとして、日本中だけではなく、世界中に福島の良さを伝え、色々な人に「福島っていいなぁ」とおもってもらえるよう、前向きにがんばりたいです。」と結ばれていました(4月3日付け公明新聞)。

子どもたちは、まさに復興のバロメーター。その笑顔が「被災地の元気」の源です。

頑張れ、子ども大使。浜田まさよし、しっかり応援させて頂きます!

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