3/12 山口代表らと福島県飯舘村を訪問

 公明党は3月12日、福島市で山口那津男代表が出席し党福島県本部(若松謙維代表=参院議員)の「福島復興加速化会議」、岩手県陸前高田市で井上義久幹事長が出席して党岩手県本部(小野寺好代表=県議)の「東日本大震災復興会議」を開催しました。私は「福島復興加速化会議」に出席し、これに前後して、山口代表らと現地視察や住民懇談を行い、被災地再生への課題や要望を受け止めました。

 一行は、東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が3月31日に解除される飯舘村に足を運び、菅野典雄村長や村民の代表と懇談しました。

 参加者からは、除染で出た廃棄物の入った黒い袋が目立つ場所に山積みされており、「村に戻ってきても景観が悪い。早くどこかに移してほしい」との声や、長期避難が続いたため「イノシシ被害が多く出ている。家に戻るのが不安」との切実な訴えが相次ぎました。

 一方、放射線量が高い帰還困難区域で、今後も村内で唯一、避難指示が残る長泥地区の住民は「いつ帰れるようになるのか」と不安な思いを吐露されました。

 終了後、山口代表は「冬から春に向かう若木の芽を大切に育て、飯舘村の復興を支えていく」と語りました。

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