[No.1133]ハマダレポート Vol.86 ー「つながり」で薬物依存をくい止める!ー

ハマダレポートNo.86 2011.12.5

ー「つながり」で薬物依存をくい止める!ー

平成22年の薬物事犯検挙数は1万5千名。

20代以下の若者や30代、40代の働き盛りが再犯を繰り返しているという背景には「依存症」という現実があります。

特に満期出所となった場合、身よりも働き口もなく、元の「人間関係」に戻り、結局、薬物に再び・・・。

夜回り先生・水谷修さんや支援者団体ダルクの近藤理事長からのアドバイスを頂き、出所後の「つながり」づくりに取り組んできました。

そのためのある法律が今、国会で審議されています。薬物使用者に対して刑の一部を執行猶予とする代わりに、保護観察を最長5年まで付けて、「つながり」の中で更正を図ろうというもの。

元依存者の方々や更正の現場の意見も踏まえ、保護司だけでなく、ダルクのような団体が各県でサポートできるよう、来年度予算で約1億円も要求されることに!

2年前に質問主意書でこの問題を取り上げて以降、参院法務委員長として現場を周り、やっと一つの「カタチ」に。初犯者への教育プログラムの拡大も一歩づつ。

この夏、委員長を離れましたが、わざわざ法務省の担当者が報告に来てくれました。

あらゆる面で「つながり」の再生へ、浜田まさよし、引き続き進めます!

 

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