4/25 「福島イノベーション・コースト構想」の実現に向けた関係閣僚会議に出席

政府は4月25日、首相官邸で安倍晋三首相が出席し、福島県浜通り地域に新産業を創出する「福島イノベーション・コースト構想」の実現に向けた関係閣僚会議を開催し、同構想を具体化するために福島県が政府に提出していた「重点推進計画」を認定しました。石井啓一国土交通相(公明党)、内堀雅雄県知事らと共に出席させていただきました。

同構想の推進は昨年5月に成立・施行した改正福島復興再生特別措置法で法定化され、国家プロジェクトに位置付けられたものです。今回、法改正を踏まえ、県が重点推進計画を提出していました。

席上、私からは同構想を担う人材育成や拠点整備などの進捗状況を説明。安倍首相は「福島イノベーション・コースト構想は福島復興の切り札」と述べ、重点推進計画の下、国と県が連携し、取り組みを加速させる方針を示しました。

重点推進計画は同構想の中核拠点として、大規模災害に対応するロボットの実証実験などを行う「ロボットテストフィールド」について南相馬市と浪江町で整備を進めることを明記。国内外から研究者を呼び込むだけでなく、同構想を担う人材を育成するため、県内の教育充実を記載しています。

このほか、東西を連携する重要路線を含む「ふくしま復興再生道路」の着実な整備なども盛り込まれました。

会議では政府が昨年7月に決定した同構想の「今後の方向性」について、重点推進計画を踏まえて改正し、同構想を担う人材育成の推進、積極的な情報発信などが追加されました。

公明党は同構想について、検討段階から元経済産業副大臣の赤羽一嘉衆院議員を中心に推進。その後も内堀県知事から同構想の具体化への後押しなどの要望を受け、実現に向けてサポートを続けてきました。

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