[No.707]ハイチの耐性結核の拡大を防げ!議連申し入れ

100210結核議連申し入れ.JPG2月10日、事務局長を務めています超党派のストップ結核推進議員連盟として、外務省の西村政務官に申し入れを行いました。

先週、国際緊急援助隊としてハイチに派遣されていた山本太郎長崎大学医学部教授からお話をお聞きしました。

現地では20万人以上が亡くなり、100万人以上の負傷者という悲惨な状況。この中で、結核患者が医療施設の倒壊、混乱で通常の治療が中断されているというのです。

結核患者は6ヶ月の決められた治療薬の服薬を中断すると、約1ヶ月で恐ろしい薬剤耐性結核になってしまうのです。特にハイチはHIV・エイズの感染率が高く、一旦感染が拡大すると急拡大が懸念されます。さらに、援助に入っている各国ボランティアを経由して、世界の感染拡大という恐ろしい事態も。

日本は約4500万ドル(約40億円)の緊急支援を表明していますが、これを活用した結核医療緊急支援を強く申し入れました。

外務省の後、厚生労働省に行き、診療報酬配分の最終決定に当たり、入院基本料やDOTS管理料について申し入れを行いました。官房長からは今年で不十分であれば明年に継続して検討したいと回答がありました。

いのちを守る。全てに粘り強く、頑張ります。

公明新聞記事

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