[No.726] 日本型政権交代政治の幕開け 国民目線の第三政党の出番です!

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2月28日、53歳の誕生日を迎えました。本日より新たに生まれ変わった気持ちで、神奈川を、静岡を、そして全国を駆け巡り、日本の政治を変えていく決意です。

「日本型政権交代政治」についての私の主張です。

 

1.期待を裏切る鳩山政権ー政治とカネの問題の本質ー

・国会論戦を聞いていて、一体政治は何をしているのかと感じると嘆かれている方が多くいます。

・「政権交代」という4文字に淡い期待を抱いた人もいるでしょう。しかし、その期待を裏切っているのが、鳩山政権ではないですか。

・「政治とカネ」の問題。国民の不信は高まっています。各政党は口ではきれい事を言います。しかし、判断すべきはその政党が「政治とカネ」で「何を言ったかではなく」「何を実現したかです」。野党の時は、何でも批判できます、問題なのは、与党になったときに何を実現したかです。

・例えば、鳩山総理、2002年、自民党の加藤紘一の元官房長官の秘書の脱税問題が明らかになったときに、「秘書の罪は国会議員の罪」「もし、鳩山由起夫の秘書が同じことをしたら国会議員のバッチをはずす」と言ったじゃないですか。それで加藤紘一議員は議員辞職したじゃないですか。同じ脱税問題でありながら、「私は知らなかった」の一点張り。与党になったら言うことが違うじゃないですか。

・さらに問題なのは、福島瑞穂社民党党首、野党時代の5年前。橋本元総理の日歯連の1億円ヤミ献金問題では予算委員会で「証人喚問を受けるようにアドバイスをしない内閣は政治と金に全くメスを入れない内閣」と言い放った。しかし、小沢幹事長の秘書三人が逮捕されても「検察が捜査中だから発言を控える」。小沢氏の政治倫理審査会への出席についても「ご本人の判断」。まるで開いた口がふさがりません。

・      公明党は違います。1999年に金融危機の中、小渕内閣に連立参加した。渋る自民党に飲ませたのが、政治家個人への企業団体献金の禁止、そして、斡旋利得処罰法。ともに2000年に成立させた。この斡旋利得処罰法、政治家が口利きをして報酬をもらったら、直接権限がなくても処罰できるというもの。これは、自民、社会、さきがけ連立政権では、結局実現できなかったものです。

・      与党になっても、野党になっても、政治と金の問題に一途に取り組んできたのは公明党です。

 

2.だらしない自民党

・      一方だらしないのは自民党。それがはっきりしたのが、先日の党首討論。公明党初の党首討論で、山口代表は、鳩山総理に、政治とカネの与野党協議機関の設置。「秘書が、秘書が」を許さない、いわば「連座制」の政治資金規正法への導入を主張。鳩山総理から前向きな答弁を引き出した。これに対し、鳩山総理から、企業団体献金の全面禁止を持ち出され、おたおたしたのが自民党・谷垣総裁。公明党山口代表は違います。是非・与野党協議機関で議論しようと逆提案し、秘書問題から目先を変えて逃げようとする鳩山総理を追い込みました。

・      自民党のだらしなさは、予算審議でも目に余る。生活に直結した補正予算には共産党とともに反対したり、予算委員会を審議拒否。第二党の体をなしていません。

 

3.真の第三政党とはー日本型政権交代政治の幕開け

・このように第一党、第二党が国民からの信頼を失う中、国民の期待を担うのは、第三政党・公明党ではないでしょうか。

・      第三政党ということに関して、最近、みんなの党が注目されています。文藝春秋に渡辺嘉美代表が「第三極宣言」とぶち上げていますが、これは子供だましです。だまされてはいけません。みんなの党に共通した理念などあるのでしょうか。渡辺嘉美、浅尾慶一郎、山内康一、江田憲司これらの人に共通事項なんてあるのでしょうか。あるとすれば「はぐれもの」というだけではないでないですか。その理念のなさを示してしまったのは昨年9月16日の首班指名。公明党は第三党として当然、山口那津男と書きました。みんなの党は渡辺代表ではなく、なんと鳩山由紀夫と書いたのです。その後、民主党から相手にされなくなって急に「第三極」と言い出している。まさに理念のなさを物語っています。

・      国民目線で鳩山内閣の混乱、政権交代で変えていいもの、変えてはいけないもの、慎重に判断すべきもの、この3つをまさに事業仕分けができる政党。それができるのは公明党だけなのです。それはなぜか。それは、公明党がチーム3000地域に根付いたネットワーク政党だからです。

・      地域に根付いたネットワーク政党だからこそ、国民目線で政権交代で変えていいもの、変えてはいけないもの、慎重に判断すべきものの事業仕分けができるのです。

・      みんなの党、社民党、国民新党。どれも地域のネットワークなんてありません。すべて根なし草です。共産党、根がありますがその根は国民の要望を実現する力はありません。悪口言うわけではありませんが、共産党は3000名の地方議員がいるかもしれませんが全てといってよいくらい全部野党じゃないですか。「反対、反対」というのは簡単です。予算の制約のある中、一歩でも国民目線で前に進むために悩む、まさに公明党の地方議員は一騎当千の宝です。

・鳩山内閣が凋落し、自民党が頼りにならないことがはっきりした2010年。政権交代第二幕であります。いよいよ、国民目線の第三政党・公明党の出番です。

・      そのことを満天下に証明する戦いこそ、この夏の参議院選挙であります。日本の政治を第三政党が舵取りをしていく日本型政権交代政治の幕開けです。どうかその初陣に皆様のお力をお貸しください。浜田昌良、全力で戦って参ります。

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