不登校高校生の居場所作り・フリースクールの高校生出席扱い・学割適用実現(07年9月)

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浜田と行田県会議員は地元横浜市港北区のフリースクール「小さな学び舎」(小野道章代表)及び「楠の木学園」(武藤啓司学園長)を訪問。不登校や引きこもりなどについて関係者と懇談しました。

懇談の中で、小野代表と武藤学園長から、フリースクールが学校へ通うことが困難な児童・生徒の居場所になっているにもかかわらず、県の支援策が活用しにくい点や、児童・生徒が経済的理由で途中で辞めざるを得ない実態があるなどフリースクールの課題と要望を受けました。

これを受け、08年4月9日、浜田は参院決算委員会での質疑にて、高校生が不登校になった場合、退学する傾向にあることから、不登校の高校生をフリースクールに通わせながら、学校とフリースクール、そして家族が緊密に連携して一定の教育レベルを維持する必要性について主張し、フリースクール出席による高校の単位認定、及びフリースクール通学者の学割適用拡大を訴えました。

渡海文部科学大臣からは困難な課題であるとの苦しい答弁でしたが、浜田は引き続き検討を要請。この結果、不登校高校生のフリースクール通学実態について初めて調査が実施され、その結果を受けて、09年3月12日文部科学省は、高校校長と連携等一定の条件を満たすフリースクールの高校出席扱い・学割適用を認める通達を発出し、09年4月から実施されることになりました。


フリースクール楠の木学園視察 (2007/09/21)

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