[No.1124] 参院内閣委員会で政府の原発災害対策を糾す!

参院内閣委員会質問20111027 .jpg10月28日の内閣委員会で政府の原発災害対策について質問させていただきました。

先ずは、原子力規制機関の検討について。政府は、事故の検証を未だ十分に行って言いない状況で、原子力安全保安院を環境省に移して「幕引き」を図ろうとしています。

今回の問題は、組織の問題以上に、当時の菅内閣の初動の混乱が大きな要因です。

その例が安定ヨウ素剤の配布服用指示の混乱。本来服用対象の方々が少なくとも1004名おられたのに、細野大臣はその方々への謝罪どころか把握さえしようとしないという状況。

さらに、神奈川、東京、千葉などで最近問題となっている「マイクロスポット」。私の質問主意書を受け、やっと発表した政府のガイドライン。しかし、通報・除染の対象は1メータで測って毎時1マイクロシーベルト以上となっています。

奥村文部科学副大臣は、これでは1キログラム当たり28万ベクレルの土壌が対象となると答弁。

これでは内部被曝を怖れる方々の不安解消となりません。さらなる対応を求めて参ります。

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