1/9 福島・いわき市の福島工業高等専門学校を視察

1月9日、復興副大臣として福島県いわき市の福島工業高等専門学校を訪れ、東京電力福島第1原発の廃炉作業を担う人材育成の現状を視察しました。

同校は、福島県浜通りに新産業を集積する「福島イノベーション・コースト構想」に対応するため、2017年4月から学科を改組。廃炉関連技術者やロボット工学技術者などの育成に力を入れています。

懇談の中で、同校の中村隆行校長は、卒業生の大半が県外へ就職する状況を踏まえ、「地元で働ける環境整備が必要」と指摘。また、廃炉国際共同研究センター(福島県富岡町)での学生の研究発表の機会などを充実させてほしいとの要請がありました。

視察を終え私からは、「イノベーション・コースト構想は国家プロジェクトであり、今後の焦点は中長期での人づくりだ。人材育成拠点である同校が地元との橋渡し役になるよう、政府としても後押ししていく」とお伝えしました。

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