3/12 福島県飯舘村で肉牛農家と意見交換

 公明党の山口那津男代表は3月12日、東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が3月31日に解除される福島県飯舘村を訪れ、肉牛の繁殖農家と懇談しました。長沢広明復興副大臣(公明党)らと共に同行いたしました。

 同村ではブランド牛「飯舘牛」の飼育が盛んだったが、原発事故以降、飼育できなくなっていました。一行は、菅野典雄村長の案内で、昨年9月から繁殖和牛の出荷再開へ向けた実証飼育を行う山田長清さん(65)の牛舎を視察。山田さんは、福島市の仮設住宅で暮らしながら同村に通い、和牛を飼育してきたことを説明し、「実証実験では安全性も確認され、来月には子牛1頭を出荷できる見込み。将来は飼育数を増やしていきたい」と語りました。

 山口代表は、「困難の中で立ち上がられたことは、並大抵のことではない。(村の畜産の)本格復興へ全力を尽くしていきたい」と述べました。

関連記事