[No.1181]ハマダレポート Vol.104ー平成24年度予算に対する怒りの反対討論ー

ハマダレポート Vol.104 2012.4.9

ー平成24年度予算に対する怒りの反対討論ー

平成24年度予算が先週5日、採決に付され、党を代表して本会議場で「怒り」の反対討論をさせていただきました。

はや1年、被災者は疲れ切っています。先日は双葉郡8町村長から、悲惨な現地の状況をお聞きしました。この1年、介護認定者は例年の3倍になり、悲鳴の声もはや枯れるつつある・・・・・。

地元から期待された復興交付金も霞ヶ関の論理で大幅に査定され、復興庁は「査定庁」と揶揄(やゆ)される始末。まさに、「遅い、鈍い、心がない」

公明党は、この国会で、福島特別措置法の年度内成立、郵政民営化法の三党合意など、まさに、合意形成の要(かなめ)としての役割を果たしてきました。

しかし、あまりの問題が多い平成24年度予算。

公明党が与党であった平成21年の通常国会、リーマンショックで今回同様補正予算を先に組む必要があったので1月5日に開会しました。しかし、今回は国会開会が例年よりも遅い1月24日。結果として、予算の年度内採決もできませんでした。

円高・デフレ・エネルギー不安。景気経済対策も不十分。さらに、低年金対策や高齢者医療の見直しも先送り。

「決められない政治から脱却する」野田総理は通常国会冒頭そう宣言しましたが、未だ、一票の格差是正、国会議員の歳費の恒久削減も先送りになっています。それで、何が消費税増税か! 

先立つ委員会審議でも、核セキュリティサミットで核廃絶に全くリーダシップ示さなかった野田総理に対し、「官僚の原稿読んでいるようじゃダメ!」と一喝。

いよいよ、国会後半戦。浜田まさよし、引き続き、民主党政権に厳しく対峙していきます! 

 

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