[No.1102]ハマダレポート Vol.71 ーアフリカ・ベナンとの縁(えにし)と小学校のエアコンー

ハマダレポート Vol.71 2011.8.22

ーアフリカ・ベナンとの縁(えにし)と小学校のエアコンー

7月6日、横浜のあるお母さんから長文のメールを頂きました。

小学2年生のお子さんが通われているS小学校。プレハブ校舎最上階の教室は、断熱材がない屋根からの直射で、家庭用のエアコンが設置されているもののサウナ状態。

窓は落下防止のため15センチしか開かず、児童は首に巻く「冷却ジェル」を使用しているものの、連日、鼻血を出す子や嘔吐とする子も。何とかして欲しいというSOSです。

S小学校という名前を聞いて、5年前を思いだしました。

当時、横浜で開催されたアフリカ開発国際会議。外務政務官だった私は、少しでもアフリカから来日する方々に横浜市民との交流を深めてもらおうと、横浜市内の小学校や地下鉄の駅を国ごとに割り振り、「一国一校」「一国一駅」運動を進めておりました。

その際、TVによく出ているゾマホンさんの母国、西アフリカの国「ベナン」。その担当が私の自宅最寄りの駅、岸根公園とそのS小学校だったのです。そういう縁から、ベナンから来られたアフリカ市民会議のアーサー議長によるS小学校での特別授業を応援させていただいたことも。

7月11日に再度訪問させていただいたところ、5年前と同じ校長先生!

アーサー議長が再度訪問されたら、「ベナンよりも熱い!」と言われたかどうかわかりませんが、そのような縁から、とんとん拍子に話が進み、横浜市教育委員会の「特別配当」で業務用のエアコンの設置が決定。この夏休み中に、工事となりました。

2学期が始業になったら、ベナン国が取り持ってくれた新しいエアコン、子どもたち、驚くかな?

一つ一つの縁を大切に。浜田まさよし、進めます! 

関連記事