[No.1103] ハマダレポート  Vol.72 ー警戒区域内の動物たちー

ハマダレポート Vol.72 2011.8.29

ー警戒区域内の動物たちー

警戒区域内のペットを何とかして欲しい!

切実な声を受け、公明党として4月22日に環境大臣に申し入れを行った結果、現在までに犬302匹、猫189匹の保護が行われたとのこと。避難されている飼い主の皆様の心の支えになっていることは幸いです。

しかし、今、牛3500頭などの圏内の家畜が問題となっています。農林水産省は5月に安楽死処分を発表したものの、その後の埋却方法を明確にしなかったことから、今までにこのような処置がなされたのはたった59頭。

多くが「餓死」し、放置されている状況に、国際的非難さえ高まっています。

獣医師会会長から、むしろ、被ばくした家畜たちを圏外の牧場に移し、被ばく医療のための研究対象としたいとの声を受け、8月26日、党原発災害本部、動物愛護委員会及び農林水産部会として、農林水産省に緊急要請を行いました。

民主党の政務官は「家畜がどの程度被ばくしているかわからない状況で研究といっても・・・」と逃げ腰気味。

腹が立って、「牛のどの部分にセシウムが集まるのかなど研究課題はあるはず。できないことを考えるより、できることを考えるべき」と一喝してしまいした。

人命優先のなかで、家畜は避難したくてもできなかったのです。

生あるものへの感謝。忘れずに、浜田まさよし、進めます!

 

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