[No.630] 平和構築の真のインフラ作りへ

12月4日、広島大学平和構築センター(HPC:Hiroshima Peacebuilding Centure)に視察に行って参りました。

この事業は、私が外務大臣政務官であった2006年に予算要求を行い実現したものです。篠田英朗センター長(準教授)にお久しぶりにお会いし、3年目となった事業の状況についてお聞きしました。

「平和構築人材にとって必要なもの、それは知識ではなく、人的ネットワークです。」その言葉にハッと気づかされました。日本人15名、アジアから15名が同じ釜の飯を食う半年間。また、1期、2期終了のHPC先輩が後輩の面倒を見る。まさに、平和構築人材は、泥臭い人間関係の中からしか生まれない、これこそ平和構築の真のインフラなのだ、そう気づかされた視察でした。

一方、現地研修を担当する国連ボランティア計画の緩慢な仕事ぶり、国際機関の官僚主義は3年前と変わっていません。今までの仕事を辞めてこの研修に参加している研修生には、現地研修の受け入れ先が決まらず1ヶ月でも空費することは腹立たしい限りだお思います。しっかりと外務省に改善を求めていきたいと思います。一人一人の平和構築の思い大切にしたい、公明党、頑張ります。

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