【No.699】横浜市立脳血管医療センター視察

100203横浜市立脳血管医療センター視察.JPG2月3日、横浜市磯子区の脳血管医療センターに渡辺厚生労働部会長とともに視察させていただきました。

t?PAという脳梗塞の特効薬が使えるのは発症後3時間以内。よって発症後2時間以内に救急搬送しなければ間に合わず、現時点では搬送される患者の2%しか適用されていない状況。今後救急搬送(総務省)と医療(厚労省)との連携が必要です。また、軽度の脳梗塞の場合、ご家族のご理解がないと結果として3時間以内の搬送が実現できず、t-PA治療が実施できません。このような背景から、基本法が求められているわけです。

一方、患者関係者の皆様からは、?救急病院としての人的配備、?t-PA治療の安全性の確保について要望をいただきました。

t?PA治療というのは血栓を溶かすものであり、ひとつ間違えば脳出血を進めてしまうものとの指摘をいただきました。しっかりと、基本法について検討してまいります。

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