[No.1243]ハマダレポート Vol.143ー今年も少し遅れて「クリスマスライブ」ー

ハマダレポート Vol.143 2013.1.14

ー今年も少し遅れて「クリスマスライブ」ー

今年も12月25日深夜、恒例の小田和正さんのクリスマスライブが放映されました。

10数年前からの私の慣習でしたが、選挙後のあいさつ回りで疲れ果て眠りこけてしまい、今年は録画もせずに寝てしまいました!

有難いのは家族。夜中の1時過ぎに気がついて、2時間番組でしたが残り約30分は録画してくれ、正月の間に4回繰り返して観ました!

小田さんは3.11の大震災があって、しばらくコンサート・ツアーを中止されていたそうです。その心の内を最後30分に明かしてくれました。

「歌に何ができるんだろう。こんな時にだれも歌なんか聞いてくれないのではないか・・・」

しかし時が経つうちに、「何か伝わる気持ちがあるかもしれない」と再開。その再開のツアーで最初に歌おうと決めれられたのが、「明日(あした)」という曲です。

「君のために、ありふれた明日だけを願う」「明日きっと、またここでその笑顔に会いたいから」・・・。

会場では多くの人が目頭を押さえていました。何故、小田さんの歌を聴くと涙が流れるのでしょうか?

今まで気がつかなかった「日常性」。その一瞬、一瞬のなかにこそ本当の幸せがあることにきづかされ、感謝の気持ちがわいてくるからかもしれません。

そして、小田さんが再開した「東北ツアー」のさなかで新たに創られた曲、「その日が来るまで」。

「いつかその日はきっと来るから」「時はやさしく流れるから」「ゆっくりゆっくり元気になって」・・・。

小田さんはここ1、2年、記憶力に「不安」を覚えるようになったと番組終了後、吐露(とろ)されていました。それでもレパートリーを広げメッセージを一人ひとりに伝えようとする執念・・・・。

観終わった後、目頭が熱くなっていました。

先週金曜日に福島への転居も終わりました。被災地に一日も早く「日常」を取り戻す。浜田まさよし、真の復興を進めます!



関連記事