ハマダレポート Vol.577.ー令和2年度第三次補正予算が成立ー

ハマダレポート Vol.577. 2021.2.1

ー令和2年度第三次補正予算が成立ー

1月28日、参議院で、約19兆円の今年度第三次補正予算が、自民党、公明党、日本維新の会をはじめ賛成多数で可決されました。

公明党が賛成した理由は、以下の4点です。

第一の理由は、感染拡大防止に不可欠な予算が計上されている点です。

本予算では、医療提供体制の維持・確保に向けて、新型コロナ感染症緊急包括支援交付金に1兆1763億円、診療・検査医療機関や薬局などの感染拡大防止として1070億円、医療や福祉事業者への資金繰り支援に1037億円が計上され、さらにPCR検査や抗原検査の充実に672億円が計上されています。

第二の理由は、ワクチン接種に必要な予算が計上されている点です。

ワクチンについては、公明党のリードにより、開発が先行する海外製品の確保に向けた迅速な対応により、今月下旬から医療従事者への接種が始められるよう準備が進められており、全国民が無料で接種できる体制等の整備のために、5798億円が計上されています。

第三の理由は、雇用や生活を支える施策を強化するとともに、ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環を実現する予算が計上されている点です。

雇用調整助成金の特例措置延長や在籍型出向の活用による、雇用や就業機会の確保に1兆4735億円、地方創生臨時交付金の拡充に1兆5000億円が計上されています。

さらには実質無利子・無担保の中小企業等の資金繰り支援をはじめ、最大1億円の事業再構築補助金の創設など、コロナ克服に向けた手厚い施策が盛り込まれています。

さらには、コロナ禍の中で顕在化した我が国のデジタル化の遅れの克服や、脱炭素化・グリーン社会の実現に向けて、経済の活性化を図ります。

第四の理由は、防災・減災、国土強靱化の推進など、安全・安心の確保の実現のための予算が計上されている点です。

気候変動等により、近年、風水害・雪害が、激甚化・頻発化しています。また、予想される南海トラフや首都直下型地震への対応は待ったなしで、災害はコロナの収束を待ってはくれません。

今年度までの防災減災・国土強靱化のための3カ年緊急事業の後を受け、今後5年間で15兆円の加速化事業をスタートさせます。

これらの予算が、皆様の元に一日も早く届けられるよう、浜田まさよし、公明党のネットワークで進めて参ります!

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