新ハマダレポート Vol.33.ー双葉町の復興ー

新ハマダレポート Vol.33. 2024.3.25

ー双葉町の復興ー

「こんな宛名でとどくかどうかわからないが感謝の言葉をかきたくてこの葉書出します。」

3.11から間もなく、一通の葉書が届きました。

住所・宛名は、単に「福島県双葉町 浜田まさよし」宛ですが、未だ双葉町在住者は約100名。私の元に無事に届きました。

神奈川県平塚市在住のとある筆記具メーカーの元社長Kさんからです。

参議院議員在任時代から個人的にも激励を頂いてきましたKさんは、視覚障がい者の駅のホームからの転落を防止する、「幸せの黄色いたすき」を先頭に立って推進するなど、素晴らしい社会活動を進めてこられています。

お葉書には、「拝啓一筆啓上おゆるし下さい。(略)本日13年目の双葉町のテレビをみて、色々ご苦労されていると思ひ」とありました。

その磊落でありながらも温かみのある万年筆の直筆に、さすが書道家でもある筆記具メーカーの元社長さんだなあと、しばらく見入ってしまい、私もパソコンではなく、悪筆にめげず万年筆で返事を書こうと思い立ちました。年賀状を書くために双葉に万年筆(もちろん、Kさんの会社のものです)を持ってきています。

書き損じの年賀状と葉書との交換を思い立ち、双葉郵便局に行ったところ、13年ぶりに再開した双葉郵便局のニュースを見られた東北のボランティアさんが送って下さったという、手作りのバッグが段ボールに一杯!

私も、その中から「M,F」という刺繡があるかわいいバッグを頂きました。M,Fの意味は分かりませんが、「Masayoshi @

Futaba」かなと自分では思っています。

双葉町の復興にまつわるニュースを見て頂いた全国の多くの方々から、数々の激励を頂いています。この場をお借りして心より御礼を申し上げます。

11年半が経って最後に避難指示が解除された双葉町。まさに福島復興のラストランナーです。その歩みは、ゆっくりですが着実に進んでいることを、Kさんへの返信でご報告させて頂きました。

帰還される方々と新たに移住する方々の親睦を深めるための「双葉町結ぶ会」。昨年7月に立ち上げ、夏祭り、芋煮会、クリスマス会、餅つき大会と回を重ね、1回目の町の補助金の監査も、監事として無事、務めさせて頂きました。

3.11の毎日新聞の社説で、私のインタビュー内容が紹介されました。「つながりを保つ復興こそ」今、求められているのだと思います。「双葉町に戻りたい」人の割合がこの10年で、10%から15%に増え、「戻らない」は65%から55%に減少しました。

これも、ひとえに全国の皆様の御支援があったればこそ。その状況をまた発信させて頂きます。

 

 

 

 

 

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