新ハマダレポート Vol.35ー浜通りの春の恵みー

新ハマダレポート Vol.35 2024.5.20

ー浜通りの春の恵みー

福島県・浜通りにも、桜の開花を経て春の恵みが、今年ももたらされています。

大熊町大河原地区の坂下ダムではお花見ウォーキングイベントが開催されました。

当日は雨でしたが、約200名の参加者が、桜を眺めながら、町交流施設「linkる大熊」から坂下ダムまでの景色を堪能し、帰りは最後に温かい豚汁と玉こんにゃくが振る舞われ、4Kmの往復を楽しみました。

湖畔には、フキノトウの群生地も!ザル一杯をてんぷらにして、ほのかな苦みに春の訪れを舌で実感しました。

一方、5月9日、10日は、潮高がマイナス106センチの大潮・中潮。潮干狩りの絶好日です。

地元の方から、南相馬市の原町区と鹿島区の間の真野川河口は、一般の人の潮干狩りが認められたスポットとお聞きして、熊手、ザル、長靴を用意して、いざ出陣。

9日の午前中は雨がぱらついていましたが、逆に人は少なく、アサリが上々の収穫!

早速、砂抜きをして、大きなものは酒蒸しでその夜にいただき、小粒の物は、翌日の昼のボンゴレ・スパゲッティで春の風味を堪能しました。

その味に魅せられて、翌日もチャレンジ!

今度は好天気で多くの方が来られていて、1時間ほどで上がりました。それでもアサリの酒蒸しで晩酌し、翌日は、相馬松川浦漁港で揚げられた旬のチダイを安く買ってきて、小粒のアサリともにアクア・パッツアにして美味しくいただきました。

また、道の駅なみえでは、地元産の旬の野菜が並べられています。フキの葉柄がとても安価だったので、大きな一束を買ってしまいました・・・。

youtubeで調理法を調べ、塩で板摺し、かつおだしの煮物と佃煮(伽羅蕗)にしたところ、我ながら旨い!

我が家の来訪者のお茶請けとして喜んでもらっています。

6月に入れば、いよいよ福島県産の北寄貝漁が解禁となります!常磐物の北寄貝は、甘くて柔らかく、絶品です。捌くのに腕がなるだけでなく、喉もなる・・・。

さらに、伝統の相馬野馬追の甲冑競馬及び神旗争奪戦は、熱暑を避けるため、開催を7月下旬から2ヵ月前倒しして、今年は、5月26日(日)に開催されます。

海の幸、山の幸、伝統豊かな、福島県・浜通りに、きてくんちぇー。

 

 

 

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