新ハマダレポート Vol.6.ーつながりを始めるー

新ハマダレポート Vol.6. 2023.2.27

ーつながりを始めるー

「芋煮会」をご存知でしょうか?

東北各地で行われる季節行事で、秋に河川敷などの野外にグループで集まり、里芋を使った鍋料理を作って食べる行事です。

副大臣時代も、福島の各地で参加しましたが、宮城・山形は、しょうゆ味で牛肉であるのに対し、福島はみそ味で豚肉でつくることが多かったようです。

双葉町では、昨年8月末から避難指示が解除になり、2月1日現在、60人が居住していますが、そのうち3分の1が帰還された方々、3分の2が、私のような新たな移住者です。

2月23日、新たなコミュニティづくりに向けて、私が住む駅西住宅の集会所と野外スペースで、芋煮会を開催しました。

当日は、約30名(全町民の半数の規模です!)も集まり、駐在所の若いお巡りさん夫妻や、伊澤町長も飛び入り参加いただき、みなさんと、ほっこりとしたひと時を持つことができました。

その際、使用された座卓は、県内の郡山北工業高校と勿来工業高校の生徒の皆さんが、公営住宅で暮らす人たちの交流に役立ててもらおうと、福島県産材のヒノキを使って手作りで製作してプレゼントされたものです。

双葉町にちなんで、伝統のだるまや町のシンボルマークのデザイン、駅西住宅の雰囲気との調和の配慮など、生徒の皆さんの心遣いにも、ほっこりとしました。

その贈呈式は、地元のニュースでも放映され、私も参加させていただきました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20230221/6050021836.html

県内各地の若い方々をも含め、つながりを始める。

小春日和の陽だまりの中で、そう決意しました。

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