12/14 福島・浪江町の帰還住民を訪問

復興副大臣として12月14日、福島県浪江町で、東京電力福島第一原発事故で出された避難指示の解除に伴い帰還した住民を訪ねて回りました。公明党福島県東日本大震災復興加速化本部の若松謙維本部長(参院議員)と真山祐一事務局長(前衆院議員)が同行されました。

初めに、万開達人さん(64)と懇談。92歳の母親を介護している万開さんは、「町内でデイサービスを受けられず困っている」と語りました。さらに、「買い物は南相馬市へ、病院は富岡町に通っているが、いずれも片道30分以上かかり大変だ」と述べました。

河田義房さん(68)、英子さん(69)夫妻宅では、付近の住民の帰還状況を聞くとともに精米設備設置の要望を受けました。さらに一行は、住民の避難で残された犬や猫をボランティアで引き取り育てている赤間徹さん(54)宅を訪問。赤間さんは「動物愛護への理解と支援をお願いしたい。また、帰還困難区域との境目を除染しないと若い人は戻ってこない」と訴えました。

私からは、「皆さんの声をしっかり町と国に伝え、医療・介護の充実、着実な除染を進めたい。安心して暮らせる環境づくりに総力を挙げる」と伝えました。

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