[No.728] フィリピンの子供たちを結核から守れ!

100303四宮.JPG3月3日、超党派のストップ結核推進議員連盟の事務局長として四宮浩映画監督の訪問を受けました。

四宮監督の映画「バスーラ(タガログ語でゴミという意味)」が昨年から公開されています。この映画はゴミ捨て山「スモーキーマウンティン」に住む子供たちを描いた作品。貧困故、ゴミの中からペットボトルなどのプラスチックを拾い集め生活の糧を得ている子供たち。その多くが健康を害しているそうです。咳をする子供が多いとも。

私自身、08年5月にマニラのスラム街やスモーキングマウンティンを訪問し、日本の外務省による結核対策プロジェクトを推進してきました。6ヶ月間たった2000円の薬を飲めば完治する結核で全世界で未だに180万人が命を落としているという現実。しかもその数字は年々増えているのです。決して「無関心」ではいられません。

しかし、「自分一人で何ができるのか」という「虚無感」。

「無関心」と「虚無感」を乗り越えてこそ、世界の結核対策が進むと確信してネットワークを広げて参ります。

公明新聞

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