日本の外交再構築に向け、150館、7500名体制をスタート(07年4月)

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06年8月に、外務大臣政務官に着任して最初に取り組んだのは、世界の日本大使館の整備。当時世界全体で117カ国にしか日本の大使館がなく、英国・フランスはもとより、中国にも大きく引き離されていました(職員数も欧米の7500名以上の体制に比べ約5500名)。特に、その遅れが著しかったのは、浜田が担当するアフリカ。53か国中、24カ国しかない状況。また、相手の国が物価の高い日本に大使館を置いているのに、日本が置いていない国が23カ国もあったのです。

これまでの10年間、毎年0~1の大使館の新設しか認めてこなかった財務省と交渉し、07年に6大使館、08年に5大使館、09年に5大使館の新設を実現しました。併せて、マンパワーも、正規職員や任期付き派遣職員など年間200名の増員も達成し、10年間で「150館、7500名体制」に大きくスタートを切りました。

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