[No.1254]ハマダレポート Vol.146ー福島復興再生総局がスタート!ー

ハマダレポート Vol.146 2013.2.4

 ―福島復興再生総局がスタート!ー

福島の復興再生、課題は複雑です。

従来、インフラ復旧や交付金は復興庁。除染、健康管理、廃棄物処理は環境省。賠償や区域見直しは経済産業省・内閣府と、縦割りが指摘されていました。

また、「復興庁に話をしても他省庁に話を取り次ぐだけ」との耳の痛い話も・・・。

「縦割り」を排し、「ワンストップ」を実現するため年末年始も返上し、2月1日から3つの組織をまとめる「福島復興再生総局」としてスタートさせました。

2日の土曜に、復興大臣のもと、常駐する復興副大臣たる私のほかに、環境副大臣、さらに原子力災害・区域見直しを担当される赤羽経済産業副大臣がそろって福島で看板掛けを行い、公明新聞他、地元新聞・ニュースで大きく報道されました。

事務局体制も現在の30名から大幅に拡大されることに!

福島復興局は既に多様な省庁・職種からの出向者で構成されています。

地元福島出身の「Uターン組」や、なんとしても復興にお役にたちたいという「志願兵」。さらには入省3年目で毎日車で担当する被災市町村に通っているハツラツ職員も!

制度の隙間を埋め、「寄り合い所帯」の総力をどう引き出すか?

福島の私の公務員宿舎で先日若手を招いての「鍋パーティ」を開きました。

それぞれの復興・再生にかける思い、「まだまだ日本の若者、捨てたものではないな!」と感心しました。

今後、現地で加わる環境省や古巣の経済産業省のメンバーともひざ詰めで心を一つにして、浜田まさよし、福島復興再生総局に「魂」を入れていきます!

関連記事