ハマダレポート Vol.450.ー再生バッテリーで町を明るく!ー

ハマダレポート Vol.450. 2018.8 27

ー再生バッテリーで町を明るく!ー

昨日は、党福島県本部の議員夏季研修会が、先月再開したJビレッジで開催され、今後の復興について皆さんと意見交換させて頂きました。

特に待望されているのが、原発に代わる新エネルギー産業の集積です。

そのカギを握る世界初のリチウムイオン電池のリサイクル。福島県浪江町で再製品化を行う事業がスタートしてます。

2010年から販売が開始された、N社の電気自動車は販売が好調で、既に10万台が販売され、今後、買換え後の廃車台数も急増することが予想されます。

一台あたり、48個のリチウムイオン電池モジュールが使用されていますが、その使われ方により、新品同様の性能を維持しているバッテリーや、若干性能が低下しているもの、さらには、かなり低下しているものの、大きく3つに分かれます。

バッテリーモジュールを短時間で3つに区分する検査方法も開発し、新品同様なものはもう一度電気自動車にリユースする他、性能の低下の程度に応じて、工場内フォークリフト、非常用電源用バッテリーなどに、再製品化が行われます。

さらに、一つ一つのバッテリーモジュールには、製造番号が付してあり、いつどこで、どのような材料が使われているかが明確に。品質管理が徹底されます。

福島県は、2040年までに再生可能エネルギーによる自給率100%を目指していますが、再生バッテリーを活用して、浪江町でその実証が行われます。

一方、昨年3月に避難指示解除が行われた浪江町。未だ帰還された世帯が少なく、「夜道が暗い。街路灯を増やしてほしい。」との要望を頂いていました。

再生バッテリーと太陽電池を組み合わせて、町中を明るくする「The Reborn Batteryプロジェクト」もスタート!

若い方々の雇用機会の開発とともに、世界初の事業への挑戦による、交流人口の拡大も期待されます。

再生バッテリーで、町を明るく! 浜田まさよし、さらに進めて参ります!

 

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