[No.1001]うつ対策WTーこころの健康推進に向けて!

101109うつ対策WT.JPG11月10日、事務局長を務める党うつ対策ワーキング・チームを開催し、「こころの健康政策構想実現会議」事務局長の西田淳志先生からお話をお伺いしました。

政府は、自殺・うつによる社会的損失は2.7兆円に上るとの試算を発表しています。また、英国の例によれば、精神疾患の社会的コスト現在で15兆円、20年後には30兆円に至るとの見通しがあります。

英国のブレア政権は、精神疾患を三大疾患と位置づけ、保健医療改革を行いました。

その大きな要素は、「専門アウトリーチチーム」の編成。危機解決在宅医療チームが、「命の訴え」があれば、365日24時間駆けつけるというもの。全土で350チームが編成されており、この10年間で自殺率を15%も削減させました。特に、男性若年層(20歳から34歳)の自殺率が4割も低下していることには、私も驚きました。

これらの政策立案の基本は、病院や福祉団体からの政策形成ではなく、患者・家族を主体にした政策形成ということだそうです。

「新しい福祉へ」 浜田まさよし、進めます!

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