[No.946]桜木町駅街頭ー発達障がい対策を急げー

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ハマダレポート Vol.20 2010.08.30

ー発達障がい対策を急げー

小田原のあるお母様から市民相談を受けました。小学校3年生の次男さんが、対人関係が苦手なアスペルガー症候群と読字障がいであるとのこと。「絵はとっても上手なんです」とお母さんの笑顔。

しかし、ここに至るまでには親子の懸命な努力が。市の担当部局、小児科、眼科、脳外科、県の療育相談センターなど次々まわり、1年以上もかかって、やっと診断され、納得する療育に巡り会えたとのこと。

御前崎市の支援者から、「精神科セカンドオピニオンー発達障害の気づきが診断と治療を変える」という専門書を送っていただいた。発達障がいの二次障害を統合失調症と誤診されている場合が多いという。

厚生労働省ではこのような現状を変えるため本年度から、発達障がいの統一評価尺度「PARS」の導入促進事業を開始し、全国の発達障がい支援センター職員58名が研修を受けている(神奈川県3名、横浜市2名、川崎市1名、静岡県1名、静岡市1名、浜松市1名)。

「発達障がい関係予算も1割カットなんてとんでもない。むしろこれらの研修をかかりつけ小児科医にも広げてもらいたい。」公明党が中心となって長妻厚生労働大臣に25日に申し入れさせていただきました。

いままでご苦労されたお母様方の思いを無駄にはしない。浜田まさよし、一歩ずつ進めます。

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