[No.826] 「ブログ100日」第47号ー在宅要介護者の負担軽減へー

 第47号(5月18日)ー在宅要介護者の負担軽減へー

静岡県島田市の支援者の方から要望をいただきました。お宅で介護をされていますが、たんの吸引器が介護保険の対象でないので負担が大変というお声です。お調べしたところ、たんの吸引器は家庭用でも3万7千円程度と高額で、レンタルでも月4000円程度もするようです。障害者に対しては「日常生活用具給付事業」として無償で給付されていますが、加齢に伴う「障害」は認められていないため、一般の要介護者は対象になっていません。5月15日、長妻厚生労働大臣は、特養施設だけでなく、幅広く介護従事者がたんの吸引ができるように介護保険制度を改正をすることを明らかにしたという報道がありました。まさに、このようなたんの吸引のニーズが要介護者に幅広いとを認めた結果です。特養施設にいる要介護者の8%がこのような処置が必要という調査結果があることから、在宅介護者にこの比率を当てはまれば潜在ニーズは10万人以上という数字もあります。早速、政府に対して、たんの吸引器を介護保険の対象として検討するよう求める質問主意書を用意し、今週中にも提出したいと考えています。あなたの声活かす力、浜田まさよし、頑張ります。

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