[No.1160]選挙公報を「音声」でー座間市から全国へー

座間市長申入れ.JPG2月1日、神奈川県の党座間市議団(上沢本尚団長)、特定非営利活動法人(NPO法人)「神奈川県視覚障害者福祉協会」の鈴木孝幸理事長と共に、座間市役所内で遠藤三紀夫市に会い、音声コード付き拡大文字版の選挙公報の発行を求める要望書を提出させていただきました。

音声コードは、文字情報を記録できる正方形状の2次元コード。読み取り可能な機器を使えば、文字情報の内容が読み上げられ、利用者は耳でその内容を聞くことができるものです。

点字が読めない視覚障がい者が数多い現状を踏まえ、音声コードを印字し、併せて文字を拡大した選挙公報を市選挙管理委員会として提供するように要請させていただきました。

総務省は各自治体にこれらの取り組みを要請する通達を出していますが、予算は出してくれません。よって、前回の統一地方選挙でも全く進まなかったのが現状です。

そこで、鈴木理事長がお住まいになっており、今年9月に市長選と市議選がある座間市からモデルを全国に広げようとするものです。

私たちの要請に対し、遠藤市長は「前向きに検討を考えていきたい」と述べ、先日の市議会の所信で導入を発表しました。

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